強くてニューゲームと記録の地平線
みなさん、こんにちは。
はじめましての方ははじめまして。
どうも、ななもんです。
年末にブログを更新したきりだったので、もはやあけましておめでとうございます。
ですね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、来る2021年4月29日にめせもあ。さんの幕張メッセ公演があります。
公演タイトルは「Continue ~強くてニューゲーム~」。
その名の通り、RPG風の衣装をまとった推しのビジュが発表されて、
それはそれは大変沸きました…!
そもそものビジュがいいのはそりゃそうなんですけど
メンバーそれぞれ、RPGのさまざまな役職をモチーフにしていて
衣装とか小道具とか全部かわいいしクオリティすごい。
わたしは思いました。
リアルログ・ホライズンだ!!!!!!!!!
ほとんどの方は「????」って感じだと思うんですけど
これ読んで「それな!!!!」ってなったイルミィさんがいれば今すぐTwitterフォローしてDMかリプください速やかにお友だちになりましょう!!!!!!(ひと息)
「ログ・ホライズン」とは、いわゆる「なろう系」小説でして、
「なろう系」の作品として初めてアニメ化された作品です。
第1期の放送はなんと2013年。
アニメは2期まで放送されたのですが、なんやかんやあって(知りたい人はWikipediaへ)しばらく続編がありませんでした。
しかし2021年1月から第3期の放送が決定!!!!!!
大変素晴らしかったです…ありがとうNHK…!!!
この作品は架空のMMORPGゲーム「エルダー・テイル」の中に閉じ込められてしまった主人公たちがいろいろ奮闘する()という話なのですが、
そこに登場するキャラクターはRPGですのでさまざまな職業を持っています。
わたしはこの作品が本当に大好きで大好きでしょうがないんです。
と、いうことで(ここまで前置き)(長い)
このめ。ちゃんがログ・ホライズンの世界に入ったら一体どんな職業なのか考えてみよう~~~!!!
※以下から始まる文章は全て筆者の妄想です。それをご理解いただいた上でお読みください。
※やばい匂いをかぎ取った方は地雷を踏み抜く前にブラウザバックをお願いします。
※読んでからの苦情は受け付けませんが、異論はウェルカムです。
※メンバーによって分量に差がありますがご了承ください。
※すごい長いです。
まずはこちら!
ビジュがいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
失礼、取り乱しました。二番くんです!
弓使いということで、どこかCFTMの静さんを彷彿とさせますが
これがログホライズンなら彼は間違いなく暗殺者(アサシン)です。(断言)
ログホラには12の役職があるのですが、
そのなかでも1発の攻撃力が最も高いのがこの暗殺者です。
ここぞという時の1撃の攻撃力が鬼高い二番くんにはぴったりだと思うのです。
ログホラでは「ウィリアム=マサチューセッツ」というキャラが弓使い暗殺者なのですが、
個人的にはまさにそれ。
ビジュの方向性は全然違うんですけど、仲間意識が強く熱い男なのもウィリアムっぽいです。
つづきまして、こちら!
のっくん!!
のっくんの装備、拡大してもいまいち何かわからないのですが()
ポーション?とかそういう系なのかしらと勝手に思ってます。
ですのでのっくんは森呪遣い(ドルイド)です。
森呪遣いは自然の力を操って戦う回復職なんですけど、
ポーションとか使うならこの職業かな…と思います。
(ログホラのなかではポーションは消耗品なんですが)
動物とかも使役する役職なので動物好きなのっくんに合ってるのでは?
つづいて…
どん!!白服さん!
大きな剣を装備していて、結構王道な感じですよね!
それにしても顔がいい…
そんな白服さんはログホラならば守護戦士(ガーディアン)です!
守護戦士はいわゆる前衛壁職なんですが、大きい剣の装備は守護戦士に多い気がするのでこれにしました。
前に白服さんが何かの時に
「めせもあ。の玄関マットになれればそれでいい」(ニュアンス)
というようなことを言っていたと思うんです。
つまり知ってもらうきっかけになれれば、他のメンバーに行ってもそれはそれでいいみたいなことだと理解したのですが、
前衛壁職という相手をしっかり惹きつける役目となんとなく似たところがあるなと思いました。
先陣切ってみんなを背に戦いに挑む姿は
リーダーとしての白服さんをどこか彷彿とさせます。
つづきまして…
野崎さん!
魔導書のようなものを携えて、知的な表情をしていらっしゃいます。
そしてログホラなら野崎さんは付与術師(エンチャンター)です。
圧倒的後衛。
付与術師は魔法攻撃職で、その中でもバフ・デバフや状態異常攻撃に特化した役職なのですが、
ログホラのなかでは実はあんまり使われてない役職なんです。
分かりやすく敵を攻撃するような役職ではなく、
サポートや敵の行動阻害をすることがメインの役職だからこそ難しい部分があって、
でも野崎さんはそれを自然にやってしまいそうな感じがするんですよね。
トリッキーなアレコレでオタクの心を惑わす野崎さんっぽくないですか?
ちなみにログホラの主人公である「シロエ」はこの付与術師です。
つづいてこちら!
あおいくん!扇と服の感じと色合いがちょっと中華っぽい感じもありますね!
神祇官はダメージ遮断つまりバリアに特化した回復職。
神官や巫女をイメージした役職なのですが、衣装がそれっぽいのでこれ!
また回復職ではありますが、神祇官はのっくんの森呪遣いとは違い、
前線に出て戦うこともできるので、前でバリバリ腕を振るうあおいくんっぽい!
ログホラでは「櫛八玉」(くしやたま)というキャラ(女性だけど)が
「暴れ巫女」という二つ名で
回復職ながら前線で刀を振るうシーンがあるのですが、まさにそれです。
実質武器攻撃職。
この扇、絶対戦闘時に物理系武器に変身するやつ。(確信)
つづきまして…
ぷんちゃん!長めのローブにかわいいステッキ(だと思う)を装備していて、
明らかに魔法攻撃職ですねこれは。
魔法攻撃職の中でもぷんちゃんは妖術師(ソーサラー)が似合うと思います。
妖術師は魔法攻撃職のなかでも多彩な魔法を使う役職で、
あらゆる属性の魔法を操るので、かわいい、かっこいい、セクシー、コミカルなど、
曲によって魅せ方をくるくる変えるぷんちゃんにぴったりじゃないでしょうか?
あとぷんちゃんってステッキが似合いますよね。かわいい。
次はこちら!
げるたんです!
大きいハンマーのような武器にスチームパンクっぽい衣装がかっこいい!
ズボンのすそのふわっと具合とキルティングがかわいい!
正直1番めちゃめちゃ悩んだのですが、暗殺者(アサシン)ですかね!
二番くんと一緒なのですが遠距離弓使いに対して、
こちらは近距離戦が得意なタイプの暗殺者ですね。
武器が大きめなので武器攻撃職がいいなぁ、っていうところと
破壊力の強い攻撃、もといギャップ萌え的な部分では最強なのではと思います。
1撃の破壊力が重いタイプ。
このハンマー殴るだけじゃなくて、投げたり防御に使ったりしそうです。
お次はこちら!
とみたん!両刃両手持ちの斧にローブといういで立ち。
ご本人もおっしゃってましたが、色遣いがとてもポップでキュート!
そんなとみたんはログホラなら盗剣士(スワッシュバックラー)です。
盗剣士は両刀使いができる役職なのですが、あえての両手斧で行きたい。
大きめの斧なので範囲攻撃もお手の物、ぶんぶん振り回して敵を殲滅させるタイプです。
また盗剣士は手数の多さで相手を圧倒するタイプなので、歌でもダンスでもビジュでもおしゃべりでも魅せられるとみたんにぴったりかなと思います。
そして最後はこちら!
にーちゃんです!装備はまさかのバイオリン!
もうこれは吟遊詩人(バード)一択です!!
これについての異論は認めん!()
ログホラでは吟遊詩人は一応武器攻撃職なのですが、
特徴は永続効果を持つ「歌」を発動できるところです!
いろいろな効果のある「歌」を操って、味方を回復したりサポートしたりします。
武器攻撃職のなかでは中衛に回ることが多いですが、
ツッコミ役を務めることが多いにーちゃんと合っていると感じます。
「歌」で人の心を動かすことが出来るにーちゃんにぴったりの役職です。
はい!ということでここまで長々書いてきましたがまとめます。
前衛壁職→白服さん(守護戦士)
武器攻撃→二番くん(暗殺者)、げるたん(暗殺者)、とみたん(盗剣士)
魔法攻撃→ぷんちゃん(妖術師)
サポート→野崎さん(付与術師)、にーちゃん(吟遊詩人)
回復職→のっくん(森呪遣い)、あおいくん(神祇官(でも前出て攻撃しちゃう))
こんなな感じでしょうか。
何だこの自己満ブログ
ここまで読んでる人いるのか???
いたら驚くレベルですよ。マジで。
もしいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。
まあともかく「ログ・ホライズン」とっても素晴らしい作品ですので
ぜひ触れてみていただければと思います。
異世界モノの枠組みだけには収まらない、社会構造や人間関係が見え隠れする
とっても考えさせられる作品です。
ということで、「ログ・ホライズン」オタク兼イルミィの妄想垂れ流しブログでした。
最後までご覧くださった方、本当にありがとうございました。
幕張メッセ公演が無事開催され、そして何事もなく終わりますように…。
2021.4.23 ななもん
90度傾いた世界とご挨拶
こんにちは、こんばんは、はじめまして?
どうも、ななもんです。年の瀬ですね。
さて、現在のわたしの状況をご存じのフォロワーのみなさん、今すぐにリプ、LINE、DMなんでも結構ですので送ってください。
早く卒論を書け!!と。
そう、現実逃避です。だって卒論全然筆がのらないんだもん。(言い訳)
いいじゃないか、推しに現実逃避するのなんていつものことだ!!
と、いうことで。
2020年なかなか大変な年ではありましたが、関わってくださった皆々様、全てに御礼申し上げます。実は今年新しく繋がってくださった方がたくさんいらっしゃって、リアルの現場があまり無いなかたくさんの繋がりを持つことができました。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。
さて、本年はまあなかなか大変な年でしたね。(何回言うねん)
私生活のほうを少しお話させていただきますと、学校がほぼすべてオンラインに。
もともと「学校に行く」という行為が苦手な部分があったので(学校自体は大好き、勉強も好き)通学の負担がないことが結構救いだったところはありましたが、それでも卒論生ですので、自粛期間は図書館が使えないことに絶望していました。
そして、資格取得のための講座が全て中止。取得予定の資格を使って就活予定だったので、泣く泣く卒業を諦めることにしました。(レイディオをよくお聞きの方はもしかしたらご存じかもしれませんね)
卒論生ではあるけれども卒業生ではないという、なんとも不思議な。
オタクのほうはどうだったでしょうか。
1月。初めてcosmic‼の現場に足を運びました、そしてまんまと沼落ちしました。
いや、その前からハマってはいたけれども、引き返せないところまで来たのはここだったと思います。
1月31日cosmic‼ツアー名古屋がわたしの今年最後の現場になりました。
2月。忘れもしない2月29日。「烏合之衆」フリラ初日名古屋の日です。
わたしは名古屋という街が大好きなタイプの名古屋人なので、また身近に同郷の緑推しが何人かいたことも手伝って、新曲フリラの初日が名古屋で行われることに(例えそれがスケジュールの都合だとしても)とても大きな喜びを感じていました。が、情勢悪化のためあえなく中止。
そこから続く「中止」の文字に涙が出ることもありました。
でも夏前にはオンラインライブがどんどん始まって、特典会もオンラインになって、今ではお客さんを入れてのライブにも配信がつくようになりました。
オンラインになったことによって、今までは物理的な距離のせいで参加できなかったはずのライブや特典会にたくさん参加できました。同じ時間に同じものをみて同じ興奮を大好きな人たちと共有することができました。
ある意味ではこの情勢のおかげ、というのもなんだか悔しいですが、やはりこの情勢のおかげだな、と思っています。
これはどう考えても推しの影響なんですけど、ポジティブシンキングなんですよねわたし。こんな状況でも発信してくれるなら、それをめいっぱい受信しよう!って考えることができたなって思ってます。
結果、1月に完全に沼ったcosmic‼にはあれよあれよという間に頭のてっぺんまで浸かっていき、MPさんのお友だちもできました。
今まであんまり見てこなかったグループの魅力に気づくことができました。
ちょこぼの推しれおくんには初めてごあいさつができました。
大好きだったMeseMoa.さんと二番くんはもっともっと大好きになりました。
さらに他界隈のお友だちさんもできました。
あれ?新しくできたことばっかりじゃね??
90度傾いた世界はたくさんの新しい経験をわたしに与えてくれました。
そう考えると2020年なんだかんだ楽しかったんだなーと改めて思います。
できなかったこともたくさんあったし今もあるけど、それ以上にできたこと、もらったものがすごく大きくて。
推しがいてよかった。推しすごい天才ありがとう。(突然の語彙力0)
そんなこんなで、来年どこかの現場に1か所でいいから行けたらいいな
なんて思っている次第です。
2021年、90度傾いた世界はもとに戻るでしょうか?
60度くらいまで戻ってもらえるとこちらとしてはたいへんありがたいです。
とはいえ、90度だろうが30度だろうが120度だろうが、それでもめいっぱい楽しんでいければいいなぁと思います。
ということで改めましてごあいさつをば。
本年も仲よくしてくださった方、新しく繋がってくださった方、関わってくださった全ての方に感謝申し上げます。
みなさま、よいお年をお迎えください!
さ、卒論書くぞーー!
2020.12.31
ななもん
8月16日に寄せて
2015年8月16日
わたしは何をしていたのか、正直よく覚えていないけれど
その日の夜、アップされたブロマガを読んで泣いてしまったことだけは覚えている
5年前のわたしは様々な事情があって、遠征は年に2回ニコニコ系のイベントだけ、
地元でやるライブがあってもお金を払って見にいくことができなかった。
グッズも買えない、ただスマホとPCの画面を見つめるだけ。
さらにTwitterのアカウントをもっていなかったので、ブラウザから開いて、いいねもRTもリプライもできないけどお気に入りの写真があると保存する。
それでもニコニコのブロマガだけは欠かさず読んでいる、そんなオタクだった。
それでも推しが大好きだった。
にーちゃんが活動休止していたことは知っていたし、中野サンプラザを目標にしていたことも知っていたから、少しずつあがる中野サンプラザへの道の動画を見てその付近の数日を過ごしていたように思う。
しかし当日は、公演の動向を知ることもできない、動画だけオタクだったから、どうにも現実感が薄かった。(だから覚えてないんだろうなぁ)
その夜、あおいくんのママが書いたブロマガがアップされた。
泣いてしまった。
わたしの中野に対しての気持ちははじめてそこで現実になった。
むすめん。のこれまでのこと、これからのこと
むすめん。をお仕事にすること
メンバーひとりひとりへのメッセージ
あおいママの葛藤
この人たちはこんな道のりを歩んできたんだ
それを読んで改めて中野のことを考えると涙が止まらなかった
あぁ、この人たちが好きだ
いつかいつかこの好きを伝えにいこう
そう思えた
その時はまだ受験を控えていたり、家庭のやら自分やらの事情もあったのでしばらくは動画とブロマガを見る生活が続いたけれど
5年後の今、好きを伝える手段をたくさん持てるようになった
これがどんなに幸せなことか身を持って実感する
好きが伝えられるようになるとどんどん溢れてくるんだなぁなんて思ったりして
2020年8月16日
こんな未曽有の状況のなかでも、推しに大好きが伝えられることに感謝して
心からのおめでとうとあふれる好きを彼らに
5年前も、今も、これからも
大好き、大好き、大好きだ~~!!!!
銀河からのメッセージ ―GALAXY.5という夢中旅行に思うこと
はじめまして、ななもんと申します。
初めてブログというものを書きますので、いかんせん使い勝手がわかりません。
なんだか見にくいところがあるやもしれませんがお許しください。
中の人について少しだけ……
日本近代詩(ハイパーざっくり分かりやすくいうと国語の教科書の一番最初に出てくる詩)を専攻とするしがない学生です。よってやや抽象的な表現がでてくることがあるかもしれませんのでご承知おきください。なお文才はありません。
それではいってみよう!
去る6月27日(土)、わたしが推している9人組ボーイズグループの全国ツアー「GALAXY.5」公演が無観客生配信によって行われました。
本来であれば、全国14か所をまわるとても大規模なツアーになるはずでした。
しかし昨今の事情を受け、ほぼすべての公演を中止。
そのような状況のなかで彼らはこの壮大なエンターテイメントを生配信という形でわたしたちに届けてくれました。
わたしがこの公演を見て感じたことは”ものすごいショーを見た”ということです。
それからとてもメッセージ性の強いものだったということ。このような状況だからこそ、伝えたい伝わってほしい何かがあったように感じました。
1曲1曲感想と考察的な何かを書いてしまうと、文字数がとんでもないことになってしまうと思うので、かいつまんで書いていこうと思います。
メンバーが新衣装に身を包んでずらっと並んだサムネイルが少しずつぼやけて、会場の様子が映し出された時、自分がそこにいるのかと錯覚しました。
会場の座席がライトアップされていて、まるでペンライトの光のようだったから。
ほどなくOPの映像が映し出され、1曲目が始まって度肝を抜かれました。
Perfumeか?????????
紗幕に映された映像にリンクするように歌い踊るメンバー。
わたしは彼らの単独に限って言えばライブハウスの現場しか体験したことがなかったので、画面の前でひっくり返りそうになりました。
楽曲の歌詞にリンクした映像に合わせてくるくると動いて
手品みたいにあちらこちらからメンバーが出てきて歌って踊って……。
GALAXY.5という世界観を確定するOPだったと思います。そしてこれはこの状況へのある種の宣言のようにも感じました。(ちなみに主はこの時点ですでに号泣)
ZENBUの歌詞の中に
踏み出せワンステップ 夢を背負って 小さく偉大な一歩
知恵を絞って 時代に乗って ジョイントしたら世界は無限大
という部分があります。
こうやって公演を生配信で行うために多くの人が知恵を絞って、そして今の時流の中でできることを模索してくれたのだと思います。
そうしてわたしたちと彼らが同じ時間を共有するとき、わたしたちと彼らは自由になれるのだと思います。
彼らはステージ上で何にでもなれる、自由自在に動いてパフォーマンスをして、わたしたちはそれを自由に楽しむ。
身体的に同じ空間を共有していなくても配信によって疑似共有することによって、それは「僕らのテリトリー」になる。
ステージ上なら、それを共有していればこの情勢の中でも自由になれる、なっていいんだ、という宣言のような、そんな気がしました。
1回目のMCまで約30分歌い踊り続け、お芝居のパートへ。
”飲みこまれると全ての音が吸収されてしまうサイレントホールを消滅させるためにそれぞれの惑星の歌を歌い継がなくてはいけない”
この状況に陥る前からおそらく決まっていたであろうストーリーが、こんなにも今の状況とリンクするものなのか、改めて彼らの「物語」を引き付ける力を感じました。
そして間にダンスメドレーパートを挟みながらの惑星ソロ。
全てのソロ曲が終わった後、MCの最後に流れたイントロは「ばいばい」でした。
惑星を巡る夢中旅行はここでおしまい。
「ばいばい」はどうしても切ない曲というイメージが強かったのですが
新しくアレンジされたこの曲は”次への約束”でした。
そして庭の樹 ♪探してしまう で無観客の客席を映すカメラにどうしたって身体的な空間を共有できないことをまざまざと感じさせられて
それでも”もういいよ”と言える日を待ち望んで。
最後の曲、太陽を想起させるNSで本編は幕を下ろします。
そしてアンコール。
ここでもやっぱり自分は会場にいると錯覚しました。画面の前で1人で叫んでいた(叫んでいた)アンコールが会場から聞こえてきたからです。
ラブチアで再び幕を開けて、ひとりひとりのあいさつのあと本当に最後の曲として披露されたのは「tap-tap!」でした。
個人的にこの曲を最後に持ってきたのはかなり意外でした。
あんまり最後に歌われるイメージがなかったんですよね。
言い方は悪いですが、もっとフィナーレっぽい曲っていっぱいあると思うんです。
でも何度も見て聴いているうちに気づきました ”あ、これは叫びだ”
tap-tap! 目の前の僕は tap-tap! ちゃんと見えるかい
tap-tap! ただの意気地なし なんにも言えずまたバイバイ
当然「画面の中」にいる彼らには「画面の前」にいる私たちは見えません。
身体的空間共有が叶わない今、「画面の前」のわたしたちが本当に画面の前に居るかは彼らには分からないのです。(オンライン授業を受けていてもつくづく感じます)
彼らはもちろん意気地なしなんかではありません、少なくともわたしにとっては超かっこいいスーパーアイドルでスーパーヒーローです。
それでも、あなたの目の前の「画面の中」の僕はちゃんと見えるかい?と届いていることを信じて、何かを直接言うことは叶わないままこの時間にバイバイしなければならないという切実な叫び。
明るい曲調の中にちょっぴり切なさが混じったような気がしました。
ここまでいろいろと何様目線な上に小難しい感じに書いてしまいましたが
最終的に何が言いたいかというと
早く生でライブ観てえな!!!!!!!
2020.7.6-2020.7.7
ななもん